ペットボトル一本分。実はこれ、一日の「だ液」の量です。しかも、ペットボトルといっても500mlサイズではありません。
その量、なんと1~1.5リットル。これだけの大量な「だ液」が、毎日作り出されています。
「だ液」は驚くほどさまざまな役割をもっています。もしもだ液がなかったら、歯はあっという間にむし歯になり、食べ物は味がなくなってパサパサで飲み込めず、口の中が細菌だらけになって強烈な口臭を放つでしょう。そして右に挙げたように、口だけでなく全身の健康にとってもさまざまな役割を担っています。
これだけ重要な「だ液」ですが、加齢やストレス、喫煙によって、その分泌量は減ってしまいさまざまな悪影響を及ぼします。そこで、もし「だ液が少ないかな」と思ったら、ぜひ試していただきたいのが「だ液腺マッサージ」です。3分ぐらいのマッサージでたくさんだ液が出てきますので、口の中が乾いたときはもちろん、食後にすればむし歯予防にも効果的ですので、ぜひ試してみてください。
●だ液のさまざまな役割