Angle classⅠ 下顎の唇側傾斜を伴う、反対咬合 治療症例
きっかけは小学校の歯科検診で矯正をすすめられたことでした。
「受け口が気になるので改善したい」というご希望で治療を開始しました。
治療期間は約 4年2か月 です。
治療前
治療後
厚生省ガイドラインに基づく症例情報
- 患者様のご希望:受け口が気になるので改善したい。
- 初診時年齢:9歳1ヶ月
- 初回検査と診断:Angle classⅠ 下顎の唇側傾斜を伴う、反対咬合
- 治療を行う上で考えられたリスク:初期虫歯の部位が2箇所みられ、ブラッシング不良が見受けられるため、カリエスリスクを含めたクラークコントロールの徹底を行った。歯の移動に伴う軽微な歯根吸収、歯槽骨吸収、歯肉退縮、矯正器具装着中のカリエスリスク増大。
- 治療経過:協力度が高く、プラークコントロールが不良であったため、一般治療の定期検診も併用し、カリエスの発生を最小限にするためにメンテナンスを行いました。
- 使用装置:緩徐拡大装置、ダイレクトボンディングシステム
- 治療費用:35万9700円(税込)(検査代等別)
- 治療期間(矯正+保定):矯正期間:3年2ヶ月/保定期間:1年
- 治療上の注意点:治療後は歯が元の位置に戻ろうとする(後戻り)可能性があるため、歯の裏側からワイヤーで固定することもあります。