叢生を伴う上下顎不正咬合のAngle ClassⅠ 治療症例
叢生を伴う上下顎不正咬合の治療症例をご紹介します。渋谷さんは、左上の八重歯と下の前歯のがたつきが気になるとのことで、ご相談をいただきました。現在は保定期間に入っています。
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厚生省ガイドラインに基づく症例情報
- 患者様のご希望:左上の八重歯と下の前歯のがたつきが気になり、治療を希望されました。
- 初診時年齢:43歳(矯正治療開始時)
- 初回検査と診断:Angle ClassⅠ
骨格の不正はなく、下顎の全歯舌側傾斜が確認されました。本症例は非抜歯での治療計画を立案しました。 - 治療経過: 治療は順調に進み、マウスピース矯正を使用して、側方拡大と大臼歯の遠心移動を行い、叢生部位を改善しました。
- 使用装置:マウスピース矯正、リテーナー
- 治療費用:891,000円(税込)(検査代等別)
- 治療期間(矯正+保定):3年9か月(治療後1年間保定)
- 治療上の注意点: 年齢を重ねてからの矯正治療では、歯槽骨の支持組織が低下するため、後戻りのリスクが高くなります。したがって、歯周治療を徹底し、口腔内の維持管理を行いました。