繊維質な野菜類は、直接清掃性食品と呼ばれています。噛むことにより、歯や粘膜の表面が清掃され、唾液の分泌促進やあごの発達にもつながる食品です。また、小松菜やにんじんなどに豊富なビタミンCは歯の象牙質の形成を支える働きがあります。
◆材料 (4人分)
・鶏むね肉・・・2枚(600g)
・にんじん・・・4cm
・生椎茸・・・10個
・小松菜・・・2/3束
・白菜・・・5~6枚
・水・・・300ml
・鶏ガラスープの素・・・大さじ1
・醤油・・・大さじ1
・ごま油・・・大さじ2
・片栗粉・・・大さじ1+1/2
1.片栗粉は同量の水で溶き、水溶き片栗粉にする。
2.鶏肉は一口大に切る。にんじんは皮を剥いて短冊切りにする。生椎茸は石づきを切り落とし、半分に切る。小松菜と白菜は根の部分を切り落とし3cm幅のざく切りにする。
3.フライパンにごま油を入れて熱し、鶏肉を中火で炒める。鶏肉の色が変わったらにんじん、椎茸、小松菜、白菜を加えてさっと炒め合わせる。水と鶏ガラスープの素、醤油を加え、蓋をして2~3分煮る。
4.一度火を止め、1.の水溶き片栗粉を少しずつ加える。再度火を付け、大きく混ぜながらとろみをつける。
この時期の野菜は甘くて美味しいため、シンプルな味付けで味わうのがおすすめ。ごはんの上にかけて中華丼にしても。