「もう少し早く見つけていれば、もっと歯の寿命が延びたのに…」。どの病気にも言えますが「明確な症状が出るころには、相当に進行している場合が多い」です。言い換えれば、早い段階で見つかれば、歯の寿命が短くならずに済みます。次に当てはまる方は、なるべく早く歯科医院へ。家族全員でチェックしてみてください。
歯を支える骨が溶け始めているかも・・・
歯ぐきからの出血は「歯周病」の大切なサインです。歯周病は目立った自覚症状がなく、「出血しかなくても実は重度の歯周病だった」ということも。進行すると歯を支える骨が溶かされてしまいますので、早めの検査をおすすめします。
神経に達する一歩手前かも・・・
むし歯は「神経」にまで達してしまうと、驚くほど歯の寿命が短くなります。「しみる」という症状はその一歩手前の可能性があり、この時点で対処することが非常に重要です。「知覚過敏」の可能性もありますが、判断はとても難しいので、まずは歯科でチェックをしてください。ここで進行を食い止めれるかどうかで、歯の寿命には大きな違いがでます。
驚くほどたくさんの悪影響があります
絶対にしてはいけないことのひとつです。これだけの悪影響がありますので今すぐに処置を受けて下さい。
・かみ合わせが悪くなる
・反対側の歯が延びてくる
・歯並びが悪くなる
・顎関節症になる
・他の歯への負担が増える
・結果的に治療費も増える
・消化器官に負担がかかる
・転倒リスクが高まる
・脳への刺激が低下し認知症の発症率が上がる
様々な危険にさらされています!
つめものやかぶせものは、歯の保護や補強という役目があります。取れたままにしていると、弱い部分がむき出しになってむし歯になりやすいほか、歯が折れたり割れたりすることもあり最悪の場合抜歯に…。取れてしまったらすぐに治療をしましょう。