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MARIMO NOTE

2018.04.09 Mon

MRIMO PRESS

喫煙と歯周病の密接な関係

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肺ガンをはじめ、あらゆる病気の原因となる「喫煙」。実は喫煙は「歯周病」などのお口の病気にも深い関係があります。

歯周病の重要なサインとは?

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歯周病は自覚症状があまりに少ないことから、別名「沈黙の病」ともいわれています。多くの方が自覚せずに歯周病を患い、大切な歯を失っています。しかし、まったく症状がないかというと、そうではありません。歯周病には、そうだと気づかせてくれるとてもわかりやすい症状があります。それは「出血」です。単なる出血だ、と軽く流してしまう方も多いですが、出血は歯ぐきが歯周病菌におかされ、炎症をおこしている証拠。それはまた、歯を支える骨を溶かしはじめているかもしれない重要なサインなのです。このサインに気づいて早く歯科に行けば、多くの歯を守ることができます。しかし、サインに気づくことなく過ごし、結果として手遅れの状態で病院にやってきて、何本も歯を失うという方もいます。

なんでそんなに歯が抜ける?

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年をとるにつれどんどん歯が抜けていき、75歳以上ではその数は10本をゆうに超えますが、実はその理由の大半は「歯周病」なのです。歯周病とは上でも書いた通り、歯を支える骨を溶かし、いずれ歯が抜けてしまう怖い病気。「出血」くらいしか目立った自覚症状がなく、骨が溶けはじめても気づかない方がたくさんいます。これが多くの歯を失うことの原因のひとつです。さらには、喫煙など様々な要因によって、ただでさえ少ないサインに気づきにくくなることもあります。

 

喫煙者は手遅れになりやすい!?

喫煙をしていると、なんとサインそのものが目立たなくなってしまいます。なぜなら、喫煙は血行を悪くするため、貴重な歯周病のサインである「出血」が少なくなってしまうのです。まさに「沈黙の病」をさらに「沈黙」させてしまいます。もちろん出血しないからといって、歯周病にかかっていないわけではありません。それどころか、喫煙は免疫力を低下させ、さらに、口の中も乾燥するので細菌がどんどん繁殖します。そう、むしろ歯周病は気づかぬうちにどんどん進行していくのです。「喫煙している方が来院してみると、すでに歯を支えている骨が溶けてはじめていた」ということは決して珍しくないのです。

 

自分だけではありません

「自分の体だから、どうなってもいいや…」というのも大きな間違いです。「受動喫煙」といい、煙草を吸う人の周辺にいるだけでも、たばこの煙による影響を受けます。特に知られているのは子供の呼吸器系の病気ですが、実は、歯周病・小児むし歯・歯ぐきの黒ずみなど、大人子供問わずお口にもさまざまな悪影響を与えてしまいます。

 

今すぐ喫煙しませんか?

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歯を失えば、食べられないものがどんどん増え、つまらない食生活=質の低い人生になってしまいます。さらに喫煙は味覚が鈍くなって食べ物がおいしくなくなったり、口臭や歯ぐきの色が悪くなるほか、口腔がんのリスクまでも高くなります。豊かな人生を送るためにもいますぐ禁煙を。歯科医院では禁煙のご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお声がけください。

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