夏も終わり、そろそろ「食欲の秋」がやってきますね。食欲といえば、体重の増加が気になる…。そんな方はクイズにチャレンジ!
Q.下の3つの中で一番太りやすいのはどれでしょう
1.油っこいものを好んで食べる
2.満腹になるまで食べる
3.早く食べる
正解は、3の「早く食べる」です!
実は、岡山大学で1300人の学生を対象に3年間追跡した研究結果によると、油っこいものや満腹になるまで食べることよりも、早食いが肥満に一番影響を与えるという事がわかりました。また、早食いの人はそうでない人に比べ、なんと4.4倍も肥満になりやすいという結果も出ています。
なぜ早食いは太るの?
「お腹いっぱい!」そう感じるのは脳内の満腹中枢によるものです。満腹中枢は血糖値が上がることで刺激されますが、血糖値が上がるにはある程度の時間がかかります。つまり、食べてから満腹感を感じるまでには時間差があるため、早食いの人は必要以上にたくさん食べてしまうのです。
「ながら食い」にも注意!
また、早食い同様、新聞やテレビを観ながら等の「ながら食い」も肥満の原因になると言われています。別のことに集中しながら食べていると、満腹になっていることに気づかず食べ過ぎてしまい、さらには「食べた」という記憶も薄いため、すぐに空腹感を感じてしまうという研究結果が出ています。
もちろん「歯」にもイイ!
ゆっくり味わって噛むことは食べ過ぎを抑えるだけでなく、だ液がたくさん出ることによってむし歯や歯周病の予防にもつながります。将来の健康のためにも、普段からよく味わって噛む習慣を身につけましょう!