妊娠中の治療はお腹の赤ちゃんへの影響がとても気になるところ。
そこで、よくある質問にお答えする形で、
妊娠中の歯科治療についてまとめてみました。
Q.レントゲンは大丈夫?
A.自然界からうける量に比べほんのわずかです!
もともと人は日常的に自然界から年間1.5mSv(日本人の場合)程の放射線をあびています。
歯科用レントゲンの放射線量は1回で約0.01mSv。
しかも歯は子宮から離れているため、胎児への影響は全くないといっても差し支えありません。
Q.薬を飲んでも大丈夫?
A.一部注意が必要な薬もあります!
痛みや炎症をおさえる薬の中には、胎児への影響がゼロとはいえないものもあります。
ただ、症状が収まらず、それがストレスになることもありますので、
そうした場合には産婦人科にもご相談いただき、影響の少ない薬を服用していただきます。
Q.麻酔の影響は?
A.心配いりません。痛い方がストレスです
歯科の麻酔は歯の周辺に限られた局所麻酔なので、全く影響はありません。
痛みを我慢してストレスを感じる方が胎児には悪影響です。
痛みを我慢してストレスを感じる方が胎児には悪影響です。
Q.妊娠中、治療に適した時期は?
A.初期は軽めに。安定期にしっかり治療を
妊娠初期はつわりがきつかったり、流産のリスクも高いので、ストレスのかかる治療は避け、
応急処置にとどめておくのがいいと思います。
とはいえ、出産直前に歯が痛くなったら大変です。妊娠5ヶ月?8ヶ月頃の安定期に治療を行い、
妊娠後期に入る前にすませてしまいましょう。
産後は忙しくなり通院が難しくなるので、その意味でも妊娠中期の治療がおすすめです。
妊娠中の通院は不安がつきもの。ストレス無く治療をうけていただくため、できる限りの対応をいたします。
心配やご要望などがありましたら、どんなことでもお気兼ねなくご相談くださいね。