「とてもおいしい!」と感じるためには!
皆さんは歳をとってもおいしく食事をしたいですか?
食事が「とてもおいしい」と感じている人は、平均で20本以上の歯があります。そして、歯の本数が減るにつれて、おいしく感じなくなっていくことがわかります。このように「20本」というのは、いつまでもおいしく食事をするために必要な歯の本数であり、「80歳になっても20本以上の歯を残そう」という運動が推進されています。これが「8020(ハチマルニイマル)運動」です。
当たり前の幸せ…
今、まだたくさん歯が残っている方は「歯が抜ける」ことで食事がおいしくなくなることのイメージができないかもしれません。
歯はもともと親知らずを除いて28本あります。それが17本以下になると、たくあん、スルメイカ、堅焼せんべいが食べられなくなり、6本を下回ると、かまぼこやおこわですらおいしく食べられなくなります。今当たり前に食べられているものが食べられなくなる。これは想像以上に辛いことです。
特に歯周病に注意
若いうちはむし歯で歯を失うケースが多いですが、歳をとるにつれて圧倒的に歯周病による喪失の割合が高くなります。40歳を過ぎたら自覚症状が無くてもまずは歯周病の検査を受け、そして、定期的なメンテナンスにもぜひお越しください。皆さんが「8020」を達成して、いつまでも楽しい食生活を送れるよう、私たちが精一杯サポートいたします!