見た目の問題だけでなく、肥満はあらゆる健康にとって大敵です。世にダイエット方法は数あれど、食事制限や運動が必要だったりして、続けるのが難しいのが現状です。ところが毎日の習慣をほんの少し変えるだけでできる、簡単なダイエット方法があるんです。それは『よく噛む!!』ということ。ではなぜ「よく噛む」ことがダイエットにつながるのでしょうか?
今回は『よく噛む』ことで得られる効果についてご紹介いたします。
効果1 満腹中枢が刺激される
肥満の一番の原因は「食べ過ぎ」ですね。これを防ぐには、食べ過ぎてしまう前に満腹感を得ることが重要。人間の脳には「満腹中枢」と呼ばれるものがあり、ここが刺激されると満腹感を感じるようになっています。
この満腹中枢を刺激するには「胃にたくさん食べものを入れる」ほか、「血糖値を上げる」ことでも可能です。ここが重要なポイント。実は、「だ液」には食べ物に含まれるデンプンを「糖」に分解する役割があります。つまり、「よく噛む」ことでたくさんの「だ液」をだせば、それだけ多くのデンプンが糖に分解され、結果、血糖値が上がり、満腹中枢が刺激される!というわけです。
効果2 カロリーが消費される
「食べる」という行為、それ自体が多くのカロリーを消費します。それは1日の消費カロリーの10%をも占めると言われ、決して無視できない数字。「よく噛む」ことは、この消費カロリーを増やすことにつながります。つまり「食べながらしっかりカロリー消費」するには「よく噛む」ことが重要なんですね。
「よく噛む」ことは、ダイエット効果のほか、歯質強化・むし歯/歯周病予防・胃腸の消化補助、がんや生活習慣病の予防など、メリットばかり。目安は一口につき30回噛むこと。今日からすぐできますので、ぜひお試しを!!