おそらく、多くの方が一度は体験している「口内炎」。食事の時はもちろん、しゃべるだけで痛かったりすると、本当にイヤですよね。とはいえ、10日前後で治ってしまいますから、「わざわざ病院に行くほどでもない…」という方が多いのでは?そこで、ご自身でできる口内炎を早く治すための対処法をご紹介したいと思います。
対処法1 まずはお口の中を清潔に
口内炎になる原因は、口を傷つけてしまうなどのほか、ビタミン不足、ストレス、アレルギーなど、実に様々です。しかし、原因は何であったにせよ、すでに炎症を起こしているということは、お口の中の細菌が悪さをしていることに変わりはありません。ですので、まずはお口の中を清潔にし、細菌を減らすことが先決です。
とはいえ、マウスウォッシュ(洗口剤)では刺激が強すぎたり、善玉菌も減らしてしまいます。そこでおすすめなのが「生理食塩水」。毎食後、これを使って30秒程度のうがいを3回繰り返します。できれば1日5回以上行うと、より効果的です。
【生理食塩水の作り方】
水1リットル(水道水)に食塩9グラム(小さじ2杯弱)を混ぜてできあがり!※口内炎のときは『ぶくぶくうがい』が効果的です!
対処法2 塗り薬・飲み薬
さらに効果を高めるためには、市販の口内炎用の塗り薬やパッチなどもあります。また、ビタミン(B2)不足が原因の場合には飲み薬なども効果的です。ただし、いずれの場合もまずはお口の中を清潔にしておくことが大切です。
口内炎はおよそ10日前後で自然治癒します。しかし同じような症状が2週間以上続く場合は、口腔がんといった他の病気の可能性もありますので、症状が長期にわたる場合には、必ず一度ご相談ください。