神奈川県逗子の矯正専門歯科 マリモ歯科・矯正

MARIMO NOTE

2012.08.22 Wed

歯の治療について

インプラントの疑問と不安解消

体のなかにインプラントのような人工物をいれても副作用はないのですか?

インプラントは純チタン製で医科においては人工心臓などの人工臓器や骨折時の固定用プレートとして体に埋め込まれていますが、 副作用は報告されておらず現在最も安全な人工物だといわれています。

 

インプラントはどれくらい長持ちするのか?

現在、成功の基準は最低10年だといわれていますが車のメンテナンスと同じように定期的な管理が必要不可欠で 常に口の中を清潔に保つ必要があります。清浄ができない方は、長持ちしません。

 

インプラントの利点と欠点は?

インプラントの最大の利点は、歯が抜けてしまっている部位に再び人工の歯が入ることで歯がはえていたときと同じように 物を噛んだり、話したり、見た 目にも本当の歯のように生活できるようになります。 欠点としてはインプラント周囲の汚れに対して歯槽膿漏にないやすいため毎日のハミガキが必要です。 ハミ ガキができない方にはおすすめできません。

 

インプラントはどんな人にでもできるのですか?

基本的には、すべての年齢層で行うことができますが、成長期の子供さんや、全身疾患をもつ非常に高齢者ではできないことがあります。 また、インプラントをする部位に顎の骨の厚みや高さがない場合もできないことがあります。

 

前歯にインプラントを入れたいのですが歯の頭がつくまでの期間は歯がないままなのですか?

前歯で1本の場合は両隣りの歯にダミーの歯を接着剤でつけますので、見た目の問題はありません。 2本以上の場合は仮の入れ歯を入れていただきます。

 

手術が不安です。どの程度の手術ですか?

手術時間は平均で、インプラント1本で約20分、2本でも約40分で終了します。きちんと局部麻酔をしますので痛みは感じませんが、骨を削るときに 少々ひびく程度です。術後は一度痛み止めを飲んでいただければそれ以後はあまり痛みません。ただし、患者さまの体質によっては(腫れやすい方等)、その腫 れによる痛みが続く場合もありますが、抗生剤等を飲むことによって対処できますので心配いりません。ただ10日間ほどは、手術した反対側で食事をしていた だきます。

 

インプラントの特徴は?

入れ歯のように取り外したり、つけたりする必要がなく、まるで自分の本当の歯のように噛めるようになります。 また、入れ歯のように粘膜の表面を覆わないので食べ物の味が変わらず美味しく感じます。

 

先生がインプラントを推薦する最大の理由は何ですか?

入れ歯が口に合わない、異物感が強くてイヤだ、取り外すのがおっくうだなど、入れ歯に悩んでいる方には大変喜ばれます。 でも最も重要なのは、とにかく、良くものが噛めることです。

 

治療期間は?

手術を受けた後、インプラント体が骨と一体化するのに2-4ヶ月。ですから埋入時から治療が完了するまで約2-6ヶ月位要します。 治療期間中の通院回数は全体で7 – 8回です(他に治療がなければ)。

 

もし、インプラントが失敗あるいは、数年後だめになったらどうなるのですか?

インプラントの失敗の原因はほとんどが食べ物のかすや汚れ、つまりプラークによる感染です。 症状としては、歯周炎と同じく、だんだんとインプラント 周囲の歯茎がやせ、そのうちグラグラして抜けるといった感じです。 しかし、インプラントは顎の骨の中に入っているものですから抜いてしまえば2 – 3ヶ月で きれいに傷口は治ります。 (自分の歯を抜いた後と同じ)その後、骨の高さや厚みがあれば、再度インプラント植立が行えるという、メリットがあります。 ですから失敗しても、問題はなにもありません。

 

現在何種類ものインプラントがありますがその中でもどこのインプラントがよいのでしょう?

日本には現在30種類ありますが、それぞれの長所を生かした、インプラントが多数存在します。当院ではそれぞれの特徴を生かし、 患者さまにあった最適のインプラントを選択しています。現在12種類のインプラントを保有しています。

 

医院によって治療費に差があるのはなぜでしょうか?

インプラントの種類や、上に被せる歯の頭の部分のコストや、ドリル等手術時の消耗品(1回で使い捨てのものもあります)、 医院の儲けの部分(都内ではテナント料、人件費が高いので当然治療費は高くなります)をどれくらいに設定するかで値段は変わります。

 
初診時に一般検査(歯周病及びムシ歯)を行います。(保険適用)
全身的にインプラント治療に支障のある病気をもっている方や口腔内が非常によごれている方は、すぐにインプラント治療がうけられないことがあります。
これらがクリアーされ、インプラントをいれる部分の顎の骨の診査をして、適していればはじめてインプラント治療ができます。
この際、追加で顎の骨の断局撮影(CTスキャン)が必要になる場合があります。(自費扱いです)
インプラントは抜歯をしたときと同程度の麻酔薬をその部分のみに注射して約1時間程度の手術で終わります。
手術時間
1本の場合 約20分
2本の場合 約40分
3本の場合 約50分
 
この時間に実際はお口の消毒、麻酔の準備、治療後のX線撮影等に30分程度かかります。
術中は、麻酔が効いているため痛みを感じません。
術後、麻酔がさめてからは、痛み止めと抗生物質の薬を飲んでいただくため、軽い痛みで過ごせます。
(この間は、うがい薬と塗り薬と飲み薬)
翌日かその次の日に傷口の消毒を行います。(15分程度で終わります)
1週間 – 10日後に、傷口の確認と薬を塗り、インプラント埋入部位のハブラシ指導をして、常にきれいな状態に保ちます。 (30分程度で終わります)
月に1回のブラッシングのチェック、問題がないかを確認して、2ヵ月から4ヵ月程待ちます。
この間は、まだ歯の頭がない状態なので物を噛むことはできません。
1本欠損などの前歯の場合は隣りの歯にボンドで仮の歯を入れておきますので見た目の問題はありません。
以前より義歯を装着している方は義歯の下にインプラントが入りますのでいままでと同じように使用できます。
この間は、インプラント埋入部位には、強い力がかからないようにしなければならず、食物があたらないように注意します。
2 – 4ヵ月経過すると顎の骨とインプラントが強固に固定されて、歯の頭をつけられるようになります。
歯型をとって、次のアポイントで、歯の頭がついて噛めるようになります。(約2週間で完成となります)
メインテナンスとして通院終了後も必ず、定期検診にきていただきます。(最低3 – 6ヵ月に一回のペースで)

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