Angle Class I 開咬 治療症例
前歯部開咬(かいこう)の不正咬合を改善するためにご来院されました。非抜歯での治療をご希望され、舌の筋機能訓練を行った後、矯正治療を開始しました。
前から
- 治療前
- 治療後
横から
- 治療前
- 治療後
厚生省ガイドラインに基づく症例情報
- 患者様のご希望:前歯が空いていて喋りづらさがあった
- 初診時年齢:14歳1ヶ月
- 初回検査と診断:Angle Class I 開咬・臼歯部のクロスバイト
- 治療経過:マウスピース矯正を一日17時間以上装着できるように、声掛けや定期的なクリーニングを行い、患者様の協力度を下げないように心掛けた。
- 使用装置;マウスピース矯正
- 治療費用:74万円(検査代等別)
- 治療期間(矯正+保定):2年3か月+1年
- 治療上の注意点:
開咬は治療後、舌の力によって元の位置に戻ろうとします(後戻り)。
歯のうら側からワイヤーで固定することもありますが、本症例ではカリエスリスクの観点からワイヤー固定はせず、可撤式の保定床を用いて後戻りを防止しました。