神奈川県逗子の矯正専門歯科 マリモ歯科・矯正

MARIMO NOTE

本当は怖ーい知覚過敏の正体とは?

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知覚過敏はむし歯じゃないから放っておいても平気!?

たしかに知覚過敏はむし歯ではありません。でも、油断は禁物!実は知覚過敏は別の「大きな問題」と関係していることが珍しくないのです。

 

むし歯じゃないのに、なぜしみるのか?

歯がしみるのは、歯の神経に刺激が加わるから。神経は、象牙質におおわれていますが、この象牙質には、実は1mm四方に2万以上もの細かい穴があり、この穴を通して刺激が伝わります。象牙質は通常、歯の上部をエナメル質、下部は歯ぐきに守られていますが、何らかの原因で象牙質が露出すると神経に刺激が加わり、しみます。これが知覚過敏です。象牙質が露出する理由として、特に注意したいのは次の2つです。

1.歯周病で歯ぐきが下がった

2.歯ぎしりや食いしばりが原因で表面のエナメル質を失った

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症状を抑えるだけなら、薬を塗ったり、プラスチックで歯の表面をおおう方法もあります。また、自然に象牙質の穴がふさがって痛みがなくなることも。しかしこれでは、もっと重要なリスクを放置することになります。

命に関わるかも・・・

歯周病は自覚症状が少ない病気。つまり知覚過敏になるほど歯ぐきが下がっているということは、すでに歯周病がかなり進行している証拠。放置すれば次第に歯を支える骨がとけ、最後には歯が抜けてしまいます。さらには、歯周病は心筋梗塞や糖尿病に影響を与えることもわかっています。

意外なところが削れてくる・・・

歯ぎしりをしているとだんだん歯のエナメル質が削れ、象牙質が露出します。また、食いしばりなどによっては、写真のように歯の根元がえぐれてしまうことも(くさび状欠損)。これも、根本的な原因を取り除かないと、いずれ歯が折れてしまうなど重大なトラブルにつながります。テレビCMなどで知覚過敏用の歯みがき粉などを見かけます。しかし、大きなトラブルを見過ごす可能性もありますので、歯がしみたらまずは歯科医院にご相談ください。

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