防災バッグに入っていますか?
東日本大震災以降、全国的に「防災バッグ」を準備するご家庭がとても増えたそうです。
そんな中で意外に忘れがちなのが、お口のケアグッズ。
防災時のお口のケアが大切なのは、単にむし歯や歯周病のためだけでなく、
生死に関わる「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を防ぐためでもあります。
命にかかわる誤嚥性肺炎とは?
阪神淡路大震災では、震災に関連したものとして200人以上が肺炎によって命を落としています。
肺炎といっても原因は様々ですが、このうちおよそ8割が「誤嚥性肺炎」によるものではないかと言われています。
「誤嚥性肺炎」とは、食べ物やだ液などが誤って肺に入ってしまい、
その際に口の中などの細菌が一緒に入ってしまうことで引き起こされる肺炎です。
お口のケアをすれば細菌が減り、誤嚥性肺炎のリスクが下がります。
被災した際、避難所などで免疫力が下がりやすいお年寄りなどは、特にしっかりとお口のケアをする必要があります。
防災時にできるお口のケア方法についてまとめましたので、ぜひこれらを覚えておいてください。
または、この新聞そのものをお口のケアグッズ(デンタルリンス・歯ブラシなど)と一緒に防災バッグに入れておきましょう。
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