冷たいものを食べると歯がしみます。虫歯でしょうか?
虫歯にかかっている可能性がありますが、歯ぎしりによる歯の疲労や、過度のブラッシングによる知覚過敏かもしれません。 虫歯の場合は、象牙質(少し深い層)まで進行していることが考えられますので早めにご相談下さい。
どうして虫歯になるの?
虫歯は細菌が口の中で食べかすから酸をつくりだし、その酸で歯が溶けた状態が虫歯になると考えられています。この考え方が基礎となって、次のような 4 つの条件がそろった場合に虫歯になると考えられています。
虫歯の治療には、どのようなものがありますか?
虫歯は虫歯菌によって歯が傷つけられた状態ですが、手や足の傷と違うのは、一度傷つくと自分の力では元通りにならないと言うことです。 虫歯になると、どれくらい歯が傷ついているのかによって違いますが、傷が小さな場合は「詰め物」で、傷が大きな場合は「被せ物」をすることになります。
保険治療と自費治療は、何が違うのですか?
保険治療で健康が手に入ると思われている方が多いのですが、もともと保険治療は生きていくのに不便が無い程度の健康をサポートするシステムです。そのため治療に使われる素材や、治療期間にかなり制限がかけられています。 例えば、銀歯は保険治療で一般的に使われる歯科素材、安価に治療を受けられる反面、治療後に金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。 このように、保険治療には様々な制限があるため、高いレベルの健康を保障してくれるものではないことをご理解ください。
歯ぐきが腫れているんですが、どうすれば治りますか?
歯周病の可能性が考えられます。歯周病は腫れていても痛みが出ないことが多く、放っておく方が多いですが、腫れがある場合は、既に歯周病はかなり進行していると考えられます。 自然治癒する病気ではありませんので、早期治療のためにもお早めにご相談下さい。
詰めものが取れたのですが、治療期間はどれくらいかかりますか?
症状や、どのような治療を行なうのかによって、治療回数や治療期間は変わってきます。 詰めものが取れた場合、その歯の神経を取っていれば、そのままにしておいても痛みを感じることはありません。しかし、削った歯は柔らかい象牙質がむき出しになっているので、虫歯のリスクは高くなりますので、お早めにご相談下さい。
歯を抜いた日にお酒を飲むのはなぜだめなのですか?
お酒を飲むと血行が良くなります。そのため血が止まらなくなる原因となります。また、入浴についてもお風呂に入ると血行が良くなるため、 シャワーなどで対応して頂くことをお勧めします。歯を抜いた日はこれらの事を避け、できるだけ安静にして下さい。